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2021.09.14

生命保険とは?仕組みや加入すべき理由をわかりやすく解説!

生命保険とは?仕組みや加入すべき理由をわかりやすく解説!

生命保険は、人生で起こりうるさまざまなリスクに対して備えるためのものです。しかし、加入するか検討しているのに、仕組みや内容がわかりにくい、難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。

 生命保険を選ぶときには、仕組みをしっかりと理解し、自分が備えるべきリスクや目的に合ったものを選ぶことが大切です。

この記事では、ファイナンシャル・プランニング技能士1級を取得されているトータルマネーコンサルタントの新井 智美さん監修のもと、生命保険の仕組み役割について、わかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。

  1. そもそも生命保険の定義は?
  2. 生命保険の仕組みと役割
  3. 生命保険の目的
  4. 生命保険の死亡保険には3種類ある
  5. 定期保険
  6. 養老保険
  7. 終身保険
  8. 加入率は8割を超える!
  9. 生命保険は必要?加入した理由を聞いてみた!
  10. 生命保険について気になる疑問
  11. まとめ

そもそも生命保険の定義は?

生命保険とは、保険の対象となる人(被保険者)が死亡したり、高度障害やケガ、病気、介護状態になったりしたときなどに、保険金や給付金を受け取れる保険のことをいいます。

人生には突然の死亡や病気、ケガなどさまざまなリスクが潜んでいますが、それが起こるかどうか、また、起こるのであればいつ起こるのか、などということは誰にもわかりません。

しかし、そのようなリスクが現実に起こると人生に多大な影響を及ぼし、経済的に苦しくなるばかりか、思い描いていた人生が送れなくなることがあります。

生命保険に加入し、一定の保険料を支払っておくことで、予想外の出来事が起こった際にまとまった保険金、もしくは給付金が支払われるため、さまざまなリスクに対応できるでしょう。

このように、生命保険は人生におけるリスクに備えるための手段であり、自分や家族を守る方法のひとつなのです。

生命保険の仕組みと役割

生命保険は、多くの人が保険料を公平に負担し合って共同の資産を作ります。そして万が一のことが起こった人に、その資産の中から保険金や給付金を拠出して、経済的に助けるという仕組みとなっています。

この考え方のことを「相互扶助」といいます。生命保険とは、助け合いの精神によって支えられているのです。

生命保険の仕組みを説明した画像

資産は保険会社が管理しているため、もしものときのお金は保険会社が支給するという仕組みです。

生命保険の目的

生命保険には、ケガや病気に備えるもの、万が一の死亡に備えるものなど、さまざまな種類があります。生命保険を検討するときには、どのようなリスクに備えたいのかを考えることが大切です。

具体的には、死亡や所定の高度障害状態に備える「死亡保険」、病気やケガによる入院や手術などに備える「医療保険」、がんに備える「がん保険」、介護状態に備える「介護保険」、被保険者が死亡したときに年金のように毎月保険金が受け取れる「収入保障保険」などがあります。

新井 智美
トータルマネーコンサルタント / 新井 智美

生命保険を考える際には、自分にはどんな保障が必要なのか、そしてその保障額はいくらか、さらには保険料を払うだけの経済力がきちんとあるかを総合的に考える必要があります。

いくらきちんとした保障プランに加入していたとしても、保険料を支払うことができなければ、契約を維持することはできません。

経済的に不安であれば、最低限の保障プランで加入しておくことをおすすめします。

さらに保険商品の内容は日々進化しています。加入してそのままにしておくのではなく、ライフプランの変化に応じて、必ず見直すようにしてください。

生命保険の死亡保険には3種類ある

生命保険のなかでも死亡保険については、以下のような定期保険」「養老保険」「終身保険」という3種類の基本形から成り立っています。

生命保険の基本形を説明した画像

どの生命保険でも、この3種類のどれか、もしくは3種類を組み合わせた商品設計になっています。

それでは、生命保険の3つの基本形の特徴についてくわしく解説します。

定期保険

定期保険とは、保障を得られる期間が決まっている保険です。保険期間内に死亡したり、所定の高度障害状態になったりしたときに、死亡保険金が支払われます。

しかし、決められた保険期間を1日でも過ぎると契約そのものが消滅し、保障を受けることができなくなります。

保険期間満了後に今までと同じ保障を備えたい場合は、契約を更新するか、新たに何らかの保険に加入することになります。

例えば「10年定期」であれば、契約日から10年間の保障を得られます。

また、「55歳までの定期保険」の場合は、55歳までは保障があるという意味になります。

定期保険は貯蓄性がないため、途中で解約しても戻ってくるお金(解約返戻金)はなく、掛け捨てであることがほとんどです。

ただし、貯蓄性がないことから、同じ保障額を得られる「養老保険」や「終身保険」に比べて、保険料が安く設定されています。

このように、定期保険は「安い保険料で、大きな保障を得られる」ことが大きなメリットとなっています。

定期保険の特徴
  • 掛け捨てであり貯蓄性はない
  • 保険料が割安

養老保険

養老保険は生死混合保険ともいい、「保険期間内に死亡もしくは所定の高度障害状態になると死亡保険金が支払われる」「保険期間満了時(満期時)に生存していると、満期保険金が受け取れる」というふたつの特徴があります。

また、養老保険は、死亡保険金と満期保険金額が同額です。

例えば、保険期間が20年で1,000万円の養老保険の場合を考えてみましょう。

この保険の場合は、契約日から20年以内に死亡や約款で定められた高度障害状態になると、1,000万円の死亡保険金が支払われます。

なお、保険期間満了日に被保険者が生存していた場合は、満期保険金として1,000万円を受け取れます。このように、養老保険は「死亡時の保障」と「将来のための資産形成」を同時に備えられることがメリットです。

また、養老保険は貯蓄性があるため、途中で解約した場合は解約返戻金を受け取れます。ただし、解約するタイミングによっては、解約返戻金がほとんどない場合もあるため、注意しましょう。

養老保険の特徴
  • 貯蓄性がある
  • 途中解約をした場合、解約返戻金を受け取れる

終身保険

終身保険は、一生涯の死亡保障がある保険です。保険期間が「10年」や「55歳まで」というように限定されていないため、被保険者がいつ亡くなっても必ず死亡保険金が支払われます。つまり、契約した時点で、受取人が死亡保険金をもらえることが保証される仕組みです。

保険料の払込期間は、契約時に決定します。保険料を一生払い続ける「終身払い」にしても良いですし、年金生活に入る前に保険料を支払い終えたいという場合は、保険料の払込期間を60歳までとする人もいます。

保険料の払込期間が終われば保険料を支払う必要はありませんが、死亡保障は一生涯続きます。

また、終身保険は貯蓄性があるため、途中解約した場合には解約返戻金を受け取れます。ただし、解約する時期によっては、今までの総払込済保険料よりも、解約返戻金は少なくなるケースが多いことを覚えておきましょう。

逆に、保険料を払い終えた後(払込期間満了後)も保険契約を継続していると、保険会社の運用により、解約返戻金が少しずつ増加し、一定期間を過ぎると総払込済保険料を超えてきます。

このように、保険料を払い終えた後に終身保険を長く継続することで、支払った保険料よりも多い解約返戻金を受け取れる可能性もあります。

終身保険の特徴
  • 貯蓄性がある
  • いくつで亡くなっても保険金を受け取れる
新井 智美
トータルマネーコンサルタント / 新井 智美

生命保険における死亡保障は、保障を考えるなかでも一番大きなものです。

また、独身の場合や既婚者さらには子どもがいるなどの属性の違いによって、必要となる保障額は異なります。

保障が多すぎてもいけませんし、少なすぎてもいけないことから、自身のライフプランに基づいてどのくらいの保障が必要なのかをしっかりと把握しておきましょう。

加入率は8割を超える!

生命保険の仕組みを理解いただけたかと思います。では、生命保険には一体どれくらいの人が加入しているのでしょうか。

生命保険文化センターが実施している「生活保障に関する調査(令和元年度)」によると、男性の場合は81.1%、女性は82.9%が保険に加入しています(※)。

これだけの方が加入していることからも、生命保険の重要性がお分かりいただけるでしょう。

なお、年齢別で見ると、以下のような結果となっています(※)。

生命保険の加入率のグラフ

他の世代と比べると20代の加入率が低くなっており、万が一のリスクに備えている人は約半数となっています。

(※)出典:生命保険文化センター「生活保障に関する調査(令和元年度)

初めての生命保険。どれに加入すべきかわからない場合は、ぜひTotal Life Design にご相談ください。ライフデザイナーがお客様に最適な保険のプランニングをします。

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生命保険は必要?加入した理由を聞いてみた!

生命保険に加入している人が多いことはわかりましたが、実際のところ生命保険は本当に必要なのでしょうか。

今回は、生命保険に加入した100人に、独自アンケート調査を行いました。「なぜ生命保険に加入したのか」を聞いてみたので、加入を検討されている方は、多くの方の意見も参考にしてみてください。

なぜ生命保険に加入したのか?アンケート結果のグラフ

やはり万が一のリスクに備えて加入を決めた方が多いと分かります。

また、「生命保険に加入して良かったこと」を聞いてみると、こんな回答がありました。

40代の笑顔の女性
女性 / 40代 / 19歳の時に加入

轢き逃げに遭った時、相手の方にお金がなく治療費を負担してもらえませんでした。その時に大変助けられた記憶があります。

50代の笑顔の男性
男性 / 50代 / 25歳の時に加入

当時薦められるままに深く考えず年金型の保険に加入したのですが、入院保障や万が一の亡くなった場合の保険金の他に、自分自身の貯蓄にも繋がることができて満足しています。

30代の笑顔の女性
女性 / 30代/ 25歳の時に加入

まだ一度も保険を使ったことがありませんので、特にはないですが、何かあった時の安心材料にはなっています。

この他にも、「入院の時に助かった」「将来のことも安心」といった声が多く寄せられました。

生命保険について気になる疑問

仕組みや必要性を理解した上でも、生命保険を検討するときには、さまざまな疑問点が出てくることでしょう。

納得できる保険選びをするためには、疑問をしっかりと解消してから加入することが大切です。

ここでは、多くの人が感じる生命保険の疑問点を集めてみましたので、参考にしてください。

生命保険は誰でも入れる?
生命保険の申込みは誰でもできますが、保険会社が定めた基準をクリアしないと加入することができません。

生命保険に加入する際は、被保険者のリスクを判断し、契約者同士の公平性を保つため、審査が行われます。

保険会社が行う審査の内容は、保険金額や被保険者の年齢、既往症があるかどうかなど、保険会社ごとに異なります。

健康診断の告知や健康診断書の提出が必要となるほか、場合によっては医師等の審査が必要な場合もあります。
保険会社はどう選べばいい?
保険会社を選ぶときのポイントはいくつかありますが、まずはソルベンシーマージン比率を確認しましょう。

この比率は、大災害など、通常想定されるよりも大きなリスクが起こった場合に、保険会社がどれくらいの支払能力を有しているかを判断する指標です。


ソルベンシーマージン比率が200%を超えている会社は、比較的安心できると言われています。

また、同じような内容の保険であっても、保険会社によって加入条件や保険金の支払条件などが異なることがあります。

できれば、ソルベンシーマージン比率が高いところの保険商品を複数比較して選ぶとよいでしょう。
いつ加入するべき?
生命保険にいつ加入するべきか、は保険の目的によります。

例えば、人はいつか必ず死亡するため、お葬式代やお墓代の備えは一生涯を通して必要です。年齢にかかわらず備えるべきでしょう。

また、がん保険は、がんが心配になる30代、40代以降の年齢で加入する人が多く、学資保険は子供が生まれたタイミングで検討する人が多いです。

このように、生命保険にいつ加入すべきかは、保険の目的に合わせて検討することが大切です。

ただ、生命保険には審査があることから、病気になると加入できないこともあります。

年齢が若ければ若いほど、保険料が安く、保険に加入しやすいということを理解して、総合的に判断して決めるようにしましょう。
途中で変更や解約をしたくなったら?
生命保険の変更や解約は、決められた手続きをすることで、簡単にできます。

ただし、加入している保険を解約して、別の保険に入る場合は注意が必要です。

新しい保険には現在の健康状態をもとに審査が行われるため、場合によっては加入できないこともあります。

加入中の保険を解約して別の保険に乗り換える場合は、乗り換え先の保険に加入できることが確定してから、解約手続きをしましょう。

また、がん保険についてはどの保険会社でも90日間の免責期間が設けられています。契約してから90日の間にがんと診断されても診断給付金は支払われません。

したがって、がん保険を他社の保険に切り替える場合、免責期間の間はふたつの保険を重複させておく必要があります。

まとめ

生命保険とは、長い人生において起こりうる、さまざまなリスクに対して備えるものです。

生命保険を検討するときには、まず「定期保険」「養老保険」「終身保険」という3種類の基本形を理解し、目的に合った保険を選ぶことが大切です。

 仕組みが複雑で難しいと思われやすいですが、早いうちから理解して、万が一に備えるとよいでしょう。

自分に合う保険がわからない場合は、ぜひTotal Life Designにご相談ください。お客様が最適な保険を選べるよう、サポートします。

お問い合わせはこちら

アンケート概要
・調査時期:2021年9月
・調査方法:インターネット
・調査地域:全国
・調査人数:100人
・調査内容:加入している生命保険について

この記事を監修している専門家
  • 新井 智美
    トータルマネーコンサルタント 新井 智美 新井 智美の詳細はこちら

    2006年11月 卓越した専門性が求められる世界共通水準のFP資格であるCFP認定を受けると同時に、国家資格であるファイナンシャル・プランニング技能士1級を取得。2017年10月 独立。主に個人を相手にお金に関する相談及び提案設計業務を行う。個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン住宅購入のアドバイス(、企業向け相談(補助金、助成金の申請アドバイス・各種申請業務代行)の他、資産運用など上記内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行う傍ら、執筆・監修業も手掛ける。